
久しぶりに銀座に用事ができたので、寄り道をしてメゾンエルメスにて
8/18まで開催の「ウルの牡山羊」シガリット・ランダウ展へ
今回は現代イスラエルを代表する女流作家の日本での初個展とのこと
まったく予備知識無く訪れたのですが、こちらでの展示は常に素晴らしく私を刺激してくれる。
会場に足を踏み入れると、縦長の大きなスクリーンに大きなオリーブの樹の映像
静かな光景。
そこに特殊なトラクターが忍び寄り、樹を揺さぶり、否応無しに実を奪い尽くし立ち去る。
思わず叫び出したくなるような壮絶な光景。
合わせて感情を高ぶらせる音響。
樹が大好きなので心から苦しく、そして人の恐ろしさを思い知る
あまりの衝撃にあんぐりと口を開けたまま呆然と立ち尽くしてしまう。
会場にはトラクターに搭載されている樹を挟み揺さぶる機器があり、体験出来
私も挟まれ揺さぶられたのですが、なんとも半べそかきながらな状態でした。
是非多くの方に観て感じていただきたい展示でした。
コメントをお書きください